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女傑・ウオッカ アイルランド 2017 [海外繋養繁殖牝馬]

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すっぴんでかわいい鹿毛の馬で、2010年4月から、アイルランド・キルディア近郊・ギルタウンの、アガ・カーン・スタッド ギルタウンで、繁殖牝馬として繋養生活を送っている、女傑・ウオッカ。

今年の4月4日(日本時間・4月5日)で、牝・13歳になった、伝説の少女のサラブレッドです。

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン。」


ウオッカは、大きく高い声でいななきながら、ふりむくように歩める馬です。

ウオッカは、美しくきれいな鹿毛の馬です。

VODKA「カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ。」

ウオッカは、アイルランド・ギルタウンの大地を蹄で鳴らしてやりました。

すっぴんでかわいい鹿毛の馬、女傑・ウオッカがアイルランドに来たのは、2010年3月16日(日本時間・3月17日)の事で、牝・6歳の時の事です。

当時・遠征先のドバイから、飛行機で、イギリスに渡り、サフォーク州・ニューマーケットの、サウスフィールズ・ステーブル経由で、アイルランド・キルディア州・キルディア近郊・ギルタウンの、AGA KHAN STUD GILLTOWN(アガ・カーン・スタッド ギルタウン)へ、やって来ました。

すっぴんでかわいい鹿毛の馬、女傑・ウオッカは、現役時代・谷水雄三氏の所有馬として、栗東・角居勝彦厩舎に預けられた、牝馬の鹿毛馬で、父・タニノギムレット 母・タニノシスターも元・競走馬であり、中央競馬で競走馬として活躍しました。

女傑・ウオッカは、もともと、スラヴ語で少量の水という意味に由来する蒸留酒の一種で、ストレートな口当たりの良い酒の様に走ってほしいことから、ウオッカ(VODKA)と命名されたが、ウオッカがストレートに強く走る馬であってほしいことから、冠名・タニノの名前を付けなかったとの事です。

女傑・ウオッカ(VODKA・ロシア語でヴォートカ)は、2歳の時に競走馬として、中央競馬にデビューし、通算で26戦10勝の成績を残していて、2006年の最優秀2歳牝馬を総なめにした他、2008・2009年の年度代表馬・最優秀4歳上牝馬に連続して選出されるなどとして活躍、2007年には特別賞にも選定された、伝説の少女の馬でしたが、2010年3月4日・ドバイ メイダン競馬場で行われた、ドバイ・ワールドカップ・ミーティング・マクトゥームチャレンジ ラウンド3(8着)を最後に、鼻出血症がもとで惜しまれつつ、現役を引退しました。
(但し、登録抹消は、手続きの関係上、2010年3月18日(日本時間・3月19日)付となりました。)

女傑・ウオッカは、2010年4月1日(日本時間・4月2日)から、アイルランド・キルディア州・キルディア近郊・ギルタウンの、AGA KHAN STUD GILLTOWN(アガ・カーン・スタッド ギルタウン)で、繁殖牝馬として、繋養生活を開始しました。248437_2112679661552_6915579_n.jpg

すっぴんでかわいい鹿毛の馬、女傑・ウオッカは、牝・7歳の時の2011年に顕彰馬に選出され、表彰されたとの事です。
 
2011年5月2日(日本時間・5月3日)に、最初の産駒=VODKA2011(Voare=ボラーレ)を産んだのを始め、2012年4月23日(日本時間・4月24日)には、VODKA2012(CASE BYCASE=ケースバイケース)を出産しましたが、急死や未勝利による引退などによる抹消などで減っていて、ようやく初勝利を挙げたのは、2013年3月4日にイギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊で生まれた、VODKA2013(TANINO URBAN SEA) 1頭のみとなりました、いずれも、凱旋門賞馬・シーザスターズが父という産駒です。

2015年2月8日(日本時間・2月9日)には、今度は、世界最強馬・フランケルを父に持つ、VODKA2015(通称・ウオンケル君 後に、タニノフランケル・TANINO FRANKELという競争名になった。)を無事に出産した他、2016年には、今度はインヴィンシヴルスピリット(イッテツの父としても知られる、アイルランドを代表する名種牡馬。)を父とする、VODKA2016を出産しました。

そして、今年の5月22日(日本時間・5月23日)には、今度は、世界最強馬・フランケルを父として再度種付けた、VODKA2017(通称・ウオンケルⅡ君)を難産の末、無事に出産しました。

その為、女傑・ウオッカは、出産が遅かったことから、今年度の種付交配を取りやめ、来年度に再度・種付交配(配合種牡馬・未定)をすることになったのです。

その為・女傑・ウオッカは、繁殖牝馬としての生活を、一時・休業することになったとの事です。

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女傑・ウオッカは、AGA KHAN STUD GILLTOWN(アガ・カーン・スタッド ギルタウン)の放牧場で、手綱を離しては、蹄を鳴らしていました。
VODKA.jpg

VODKA「Mogu Mogu Mogu Mogu」

VODKA「ブルルルルルルルル、ブルルルルルルルル。」

女傑・ウオッカは、アガ・カーン・スタッド ギルタウンの、放牧場で牧草をはんでは、鼻息を鳴らしていました。922943_10208997689764429_2314492671184103622_n.jpg

VODKA「ムフ、ムフ、ムフ、ムフ。」

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン。」

ウオッカは、大きく、声高くいななきました。

VODKA「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

ウオッカは、大きい蹄を鳴らしてやりました。

VODKA「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

ウオッカは、大きい蹄の脚でアイルランドの大地を、走ってやりました。
VODKA「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」
VODKA「パカッ。」

VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン。」
ウオッカは、大きい叫びでいななきました。
女傑・ウオッカは、ミロのヴィ―ナスのオブジェの顔を上げてはいなないていました。

他の繁殖牝馬たちがいない中、ウオッカは、1頭・顔をあげては鬣を揺らしていました。


VODKA「カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ。」

ウオッカは、脚の蹄を鳴らし、アガ・カーン・スタッド ギルタウンの、放牧場を歩めていました。

VODKA「ブルルルルルルルル、ブルルルルルルルル。」

ウオッカは、大きく荒い鼻息を鳴らしていました。

VODKA「ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ、ニョロ。」

VODKA「バシャ~~~~~、ジャ~~~~!」

ウオッカは、大きくきもちいい尿(にょう)を、だしてやりました。

VODKA「ジャ~~~~~!」

ウオッカは、大きいおしっこをだしていました。
アガ・カーン・スタッド ギルタウンの、繁殖牝馬厩舎の馬房に戻った、女傑・ウオッカは、顔を出しては、アイルランドの景色を見ていました。
VODKA「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」


ウオッカは、遠い北海道の日高山脈の夢を見ながら、声高くいななく鹿毛の馬です。

VODKA「プ~!」

ウオッカは、おならの臭いを嗅いでいました。

VODKA「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」

VODKA「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。」

ウオッカは、臭い緑色の〓(うんち)を落としてやりました。

ウオッカは尻尾から、大きくて、臭いうんちを落としてやる馬です。

その為、ウオッカの馬房は、スタッフが馬房の干し草に付いた、うんちを、ウオッカを放牧場に出した後、きれいに掃除させては、新しい干し草を入れています。

今年・牝・13歳になった、女傑・ウオッカ、牝・14歳を迎える来年度には、繁殖牝馬としての再開を期待したいと想い、願っております。

VODKA「フ~~!」

















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